2019年12月31日火曜日

今年を振り返って

2019年大晦日の朝、東京は晴天です。


今年を振り返ると、
1月:ナクソスミュージックライブラリーが市の図書館のIDで聞くことができるように
2月:Macを買い替え 自作でミニスピーカーを(小さいけどかなりいい音)
3月:全音から聖母マリア頌歌集復刊 全然更新していないけどPulsoのホームページ引越
4月:クラスコンサートで生徒さんとかルリをデュオ 新MacでFinaleが使えるように
5月:元号が変わった日は仙台で
6月:ティボー・ガルシア、鎌田義人&佳子デュオを聴く ギターリフトを使い始める
7月:涙のパヴァーヌを久々に アンプを買い換えたことで古いテープの記録のCD化を
8月:約30年前の芳志戸門下の記録を聞き直しみんなのレベルが高かったことに驚き!
9月:フルートの世界的奏者マニュエル・パユの素晴らしい演奏を聴く(王子ホール)
   生徒さんが未出版の曲を弾きたいということで、耳コピを
10月:マチネの終わりにの内の2曲の音取りを始める 
   コートールド美術館展(夜間人 数限定観覧でゆったり鑑賞) 
   人間国宝・柳家小三治を聞く 
11月:ブエナフエンテでスカルラッティ3曲(来年はロドリゴのサパテアード?) 
   メルトレ(ハープ)&ルセロ・テナ(カスタネット)を聴く
   ルセロ・テナ、80歳過ぎても凄すぎ! 
12月:クラスコンサートでデュオ2曲とマチネの終わりにから2曲を 
   ぺトリック・チェクを聴く 
   木久扇&喬太郎&一之輔&圓歌の売れっ子4人会を聞く

2020年はロドリゴ2曲を仕上げて、これまでの曲もまめにさらい直し、プルソの会もできたらいいなぁ。



2019年12月29日日曜日

明日が最後のレッスン

今年もあと3日、例年なら25日までにはレッスンが終わっているけど、今年は昨日と明日レッスンが。師走に入って仕事が忙しくなった生徒さんがやっと今日で解放されるようで、明日の夕刻来ることに。

最近ハマったピアノ曲で、一見普通に両手で弾く曲のように見えるけど、左手の為のカッチーニのアベマリア(吉松編曲)の一部です。



ギターのための作品も多い吉松さん、芳志戸師とも関わりがありやさしき玩具シリーズはピアノソロ版を聞いたこともあるけど、右手が麻痺してからの舘野泉さんへの作・編曲作品が本当に素晴らしい作品で、聞き入っていて、ピアノは弾けないけど楽譜を買っちゃいました。



2019年12月7日土曜日

コソボ出身のギタリスト

昨日、武蔵野市民文化会館でペトリット・チェクギターリサイタルを聴いてきた。ほとんど無名のギタリスタだと思うけど、1985年生まれでコソボ出身。ザグレブ音楽院を卒業後、バルエコに見出されて、アメリカのピーボディー音楽院で研鑽を積む。コンクール受賞的も数多いとプログラムにあった。
 曲目は
ハイドン:ソナタ ハ長調 Hob.Ⅱ:11(ヴォルター・デスパユ(クロアチア人チェリスト)編
シューベルト:6つの歌曲(メルツ編)
アグアド:序奏とファンダンゴOp.16
バリオス:情熱のマズルカ、最後のトレモロ、クエカ
ルディ(コソボ出身):3つの特徴的小品
シュレック(クロアチア):3人のトルバトゥール

ハイドンの室内楽作品の編曲とシューベルトの歌曲の編曲、ギターのために書かれた古典作品かと思わせるとても自然で優美な演奏だった。後半はバリオスが本当に素晴らしかった。情熱のマズルカと特に絶品で、ジョンの録音で聞いた覚えはあるけどその印象はまるで変わり、バリオス作品の中でもかなりの名作だと思える名演だった(今朝、改めてジョンのCDを聞いたけどはっきり言ってつまらなかった)。チェクと同じ東欧の現代の作品もなかなか聞き応えのある良い作品だと思った。

次回の来日があれば、またぜひ聴きに行きたいギタリストです。

コンサートの主催の武蔵野文化事業団は、ギターに限らずまだ国内では無名に近い演奏家を招聘して市民文化会館小ホールで紹介している。今ではほぼ毎年来日しているアナ・ヴィドヴィチも、この回の演奏がTVで放送されて俄然注目されるようになった人だ。
また、まだあまり有名ではない若い演奏家の会だからだろうけど、入場料が1000円というのも嬉しい!


一昨日(5日)は小平市で落語会に。笑点の黄色の木久扇や、人気絶頂の春風亭一之輔、柳家喬太郎、襲名披露の圓歌を聞き大爆笑してきました。


2019年12月4日水曜日

夕焼け

自宅マンションから富士山が見られるけど、この時期の澄んだ空気の時の夕焼けはひときわ美しい時がある。

今月下旬はダイヤモンド富士が見られるはずだが、よほど天気が良くならなければ見られないだろう。

マチネの終わりにの石田ゆり子さんがギターを始めて、インスタに画像がアップされているようです。
         
多くの人が再認識をしてくれて、新しい人が少しでも興味を持ってくれることを願います。

2019年12月2日月曜日

クラスコンサート

昨日(1日)、今年最後のクラスコンサートがありました。今回は初めてか、とても久しぶりに弾かれる曲が多かった。

埴生の宿/メルツ編
エチュード”スイスの歌”/カルカッシ
赤いサラファン/メルツ編
アンダンティーノ、エチュード、アンダンテ・ラルゴ/ソル
フリア・フロリダ、クリスマスの歌/バリオス
わが道/サビオ
亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー(セゴビア編)
オブリビオン、チキリン・デ・バチン/ピアソラ
スカボロー・フェア(デュオ)紫陽花/リサフォン(デュオ)

最後にソロで
The Future Changes The Pastと幸福の硬貨を弾きました。The Futureは結構運指の大変な箇所があります。幸福の硬貨よりはるかに難しいです。

終了後は、打ち上げ&忘年会を。マチネの終わりにの話題も出て、映画を見た人がやはり多く、今原作を読んでいる人も。この映画がきっかけで、少しでもクラシックギターに興味を持ってくれる人が増えるといいな、というのがみんなの願いでした。

2019年11月30日土曜日

耳コピ

最近、生徒さんがYouTubeの動画を見てどうしても挑戦したいという曲が続いた。ピアソラの曲で、編曲譜は未出版。以前だったら諦めてもらっていたが、動画で大体の運指が見られるし、メロディーラインくらいは採れるのではないかと思い、いわゆる”耳コピ”に挑戦。

しかし、もともと聴音をきちんとやったことがないので超悪戦苦闘。結局、ピアノを弾く嫁さんに多大なる協力を得て、耳コピを完成させた。以前にもイエペスの弾くモンサルバーチェのドルチェがどうしても弾きたくて、ピアノ譜を手に入れたけど自分ではどうしようもなくて、音を採ってもらったことがあり助けられた。

今上映されている”マチネの終わりに”の中の菅野作の書き下ろし2曲も、ほとんど嫁さんに手伝ってもらって、たぶん完成形で弾けるようになっている。明日12/1は生徒さん同士のクラスコンサートがあるので、映画版の幸福の硬貨とThe Future Chages The Pastを弾く予定。

今は耳コピ支援ソフトなるものが幾つかあり、自分でやる時はとても助かっている。使っているのはTranscribe!というもので、英語版しかないけど、結構使えると思います。

下のOblivionを生徒さんがどうしても弾きたいといって、耳コピが始まった。奏者のサイトで楽譜とMidiがセット販売されているけどやけに高くて入手する気になれず、のちにフリーで流れているのを見つけた。検証してみると、楽譜は動画とはかなり違う部分もあり、本番の"ノリ”で弾かれている方が良いような気がして、結局ミックスした譜面を作って生徒さんに渡すことにした。

2019年11月25日月曜日

イヤホン

愛用していたBluetoothイヤホンがおだぶつになり、買い換えることに。
コントローラーのところで完全に断線してしまった。多分充電中にコードを踏み付けた状態で、引っ張る力が加わることをしてしまったようだ。

ちょうど替え時かと思い、タイミングとしてはアマゾンの安売り時期だったので、同じメーカーのコードレスを昨夜注文して、今日午後に配送された。
AppleのAirPodsの半額以下だけど、すぐにペアリングできたし、音も充分。操作性は、まだいろいろ試してはないけどかなり使いやすそう。

充電中


2019年11月23日土曜日

ブエナフエンテの会

今日は毎年この時期にある”ブエナフエンテ”の会で、スカルラッティのソナタを3曲弾きました。K.77ト短調、K.32ホ長調、K.322イ長調。
K.32とK.322は6弦ギターでも同じ調性で弾けるけど、かなり音を削って&オクターブの上げ下げが必要に。K.77は違う調(オリジナルはニ短調)で弾けるようだけど、イエペスに倣ってト短調に編曲して、ほぼ音を削ることなく弾くことが出来る。
生前のイエペスが紀尾井ホールでK.77の冒頭の音を、ホール全体が楽器になったように響かせて聴かせてくれた音の記憶がずっと残っていて、少しでもその響きに近づきたいとは思うけどとてもできない。①弦の10フレットのレの音と低音は低い方のソの音だけだが、会の主催の宮本氏がイエペスの言葉として教えてくれたのは、「ちゃんとアポヤンドの仕方を知らないと出せないよ」と。
ただアポヤンドするだけなら少し習えばできるだろうけど、1音が聞く人の心に届きずっとそれが記憶の中に残るような音が出せるようなアポヤンドのタッチを、10弦の共鳴を生かしてできるようになりたいものです。



2019年11月16日土曜日

アルペジオの小品

ずいぶん久々になってしまいました。

話題の映画「マチネの終わりに」の中の「幸福の硬貨」、映画公開日には先行発売されていたサウンドトラックからの耳コピがYouTubeにアップされてました。11/13には、電子楽譜販売サイトで”原曲の音源に基づき編曲した楽譜です”という但し書き付きでピアノ譜が、さらに採譜のギター譜が別サイトでメロ譜として発売されている。どちらも300円台でダウンロード出来るので、正式版が出るのを待てない人はダウンロードしてみるといいと思う。

この「幸福の硬貨」は、どんな事情か詳しく判らないが林版と菅野版の2曲できてしまっている。先に書かれた林そよか版、とてもいい曲だと思うけど、少し難しい部分があるのに比べて、菅野版はわりと弾きやすく書かれているし、福山雅治自身が弾いている事もあってこちらの方がずっと弾かれるようになるのかなと思われます。

原作の中「幸福の硬貨」は、
「その静かなアルペジオの小曲」(第5章)
「・・・《幸福の硬貨》を弾き始めた。その冒頭のアルペジオを聴いた瞬間、・・・」(第9章)
と書かれている。
禁じられた遊びもカバティーナもアルペジオの曲だから、あえて二人の作曲家はアルペジオを避けて書いた???

2019年9月2日月曜日

35年前の発表会

1984年、芳志戸門下の発表会のプログラムです。出演者の一人が大事に保管していたものを送っていただきました。今でも音信のあるのは4名ほどで、他の人がその後どうしているのか、みんなおじさんおばさんになっているのだろうから会わない方がいいのかも。

発表会といっても、最初からドイツルネサンスやグリーンスリーブスで始まり、3番目にはジュリアーニのソナチネがあるという、”すごい”プログラムだなあとつくづく思います。
自分はダウランドとヘンツェを弾いたようだけど、3つのティエントはその後1回?弾いたくらいで、もう運指も覚えていないだろう。今、弾けるのかなと不安になる。


グリーンスリーブス/イギリス民謡、イタリア舞曲/ドイツ16世紀
まどろみ/山岸磨夫、嬉遊曲/カルリ
ソナチネ/ジュリアーニ
舟唄/コスト、バレー/ポンセ
ロンド/アグアド
ソナタOp.15/ソル
唄と踊り/ピポー、”魔笛”/ソル
メヌエット、グランソロ/ソル
コムポステラ組曲より/モムポー
ポーランド風組曲より/タンスマン
ティエント/オアナ、エピターズ/三善晃
アリアとパイパー大尉のガリアルド/ダウランド、3つのティエント/ヘンツェ

2019年8月31日土曜日

テープが切れた

カセットやDATのCD化をする中で、それぞれ1本ずつテープが切れた。幸いカセットは同じものがもう1本あり、DATはサンプリング周波数の違うものを残してあったので、大事には至らなかった。カセットはネットで調べてつなぐことができたけど、DATも同じ方法でできるのかな?

もし、借りていたテープが切れてしまったら思うとゾッとする。

先日コンビニ(ファミマ)で見つけたコメダ珈琲の名がついたアイスバー、愛知出身者としてはついつい買ってしまう。


2019年8月30日金曜日

カセットテープのCD化-2

約30年前のカセットテープの音源のCD化は、ほぼ一区切りついて、あとは1992年以降のDATの記録もCD化することになります。カセットテープの一番古い録音は1986年3月のもので、デ・ラ・マーサのペテネーラ、ロンデーニャを弾いている。芳志戸門下の会でのその後は、ソロ曲より合わせの曲がほとんどで、88年の7月にバイスのロジー伯とスカルラッティのソナタを弾いた以外は、ボッケリーニの序奏とファンダンゴ(チェンバロ)、ロルカ編のスペイン古謡(ソプラノ)、貴紳とアランフェス(チェンバロ、ピアノ)などとの曲を、今でもとても活躍してらっしゃる方々と共演させてもらってました。

つい先日、当時の仲間が1984年9月の記録を持っていることがわかり、35年も前にどの曲をどんな風に弾いていたのか、もし借りることができたら聞いたみたいと願ってます。また84年の9月から86年の3月の間、つまり85年には門下の会は無かったのか?84年9月の前に1、2回は会があったような気もするのだけど・・・

2019年8月23日金曜日

HomePod見てきました

AppleのスマートスピーカーHomePodが今日発売で、ビックカメラで見てきました。
 手は小学6年男子の手の大きさ
GoogleHomeよりかなり大きく、どっしりした感じで、Sonyのスマートスピーカーに似た形状だけど、ひと回り大きい。Apple製品なので「Hey Siri」と呼びかけると反応する。
家にはすでにGoogleHomeminiとGoogleHomeがあり、子供が一番利用活用している。好きな曲を聞こうと思って曲名を言っても、「Spotifyに契約した人のみ曲を選択できる」などのアナウンスがありなかなか思うように聞けないのだが、ビックカメラの展示機はAppleMusicとつながっているようでちゃんと聞けた。
肝心の音質は、店内の騒音の中で聞いた限りなので確かなことは言えないけど、Googleよりかなり良く、Appleらしいというか、スピーカーとしてちゃんと聞ける音が出ていると思った。
価格はスマートスピーカーの中では一番高い32800円(税別)というのがネックで、音が良くiphoneとの連携がいいといっても、GoogleやAmazonでは聞けるラジコが入ってないのが残念。

2019年8月22日木曜日

DATに留守録

今日、6月に聴いたティボー・ガルシアの公演のFMでの放送があり、19:30からの放送なのでレッスンに出かけていて生では聞けずに留守録をしておいた。DATで留守録をするのは何年振りだろう?10年以上、いやもっとかな。パソコンとオーディオインターフェースのループ機能で、ネットラジオでのFMをここしばらくは録っていた。出かけている時は、留守録はできないので時間が来ればクリックするだけの状態にして頼んでから出かけていた。

残しておきたい放送だとCDにしておくのだが、ネットラジオをパソコンで録音する方がCDにするのに編集がすぐできて手間がかからずとても便利ではある。テープや放送独特のノイズはないので綺麗ではあるけど、音質的には放送→DAT→パソコンの方が良いかもしれない。ネットラジオは圧縮されて、ダウンコンバートされて送られていると聞くけど、どのくらい差があるものなのか比較したいものだ。


2019年8月19日月曜日

カセットテープのCD化

DATのトレイの故障で、カセットやVHSも機器が故障したら見たり聞いたりできなくなることを改めて危機に思い、DATに録音してあるものを含めてCD化しようと思い立った。
カセットに至っては、デッキが10年ほど前に故障した時に修理せずに廃棄してしまっている。アイワのカセットのわりと高機能機種(AIWA XK-S9000)だったが、故障当時はほとんどカセットを聞くことはなく、処分してしまってもいいかと思ってしまった。
テープ自体は処分せずに残してあったので、お盆の帰省時に兄がほとんど使わずにおいてあるソニーのエントリー機種を借りてきて、少しずつCDにし始めてます。

今から30年も前の芳志戸門下の発表会のカセットから始めていて、音質はなかなかに録れていて、当時のことを思い出しながら聞いている。ipod iPhoneなどへitunesを使ってのデジタルコピーは、ファイルをコピーするので短時間でできる。それにすでに慣れきっているので、カセットからのデジタル化は録音されている時間分そのままコピーに時間がかかり、A,B面を入れ替えたり、巻き戻しをするという、当時当たり前だった事が懐かしくもあり、やはり億劫でもありながらやっている。

当時の芳志戸門下のレベルは本当に高かったなあと、演奏曲を見ると痛感する。1986年7月10日(1988年7月が正しい日付のよう)「ギターの夕」という会のプログラムは

ファリャ/スペイン舞曲1番(デュオ)
山岸磨夫/まどろみ、かルリ/ディベルティメント
ソル/メヌエットニ長調、イ長調
ソル/「魔笛」の変奏曲
デュアルテ/イギリス組曲
バリオス/大聖堂
ソル/グランドソナタより
トローバ/ソナチネ
ロドリーゴ/ファンダンゴ、サパテアード
ソル/「羊歯」による変奏曲
ロドリーゴ/祈祷と舞踏
バイス/ロジー伯、スカルラッティ/ソナタ

という本当に豪華なプログラムだった。ただ残念ながらプログラム資料が残ってなく、誰の演奏かわからない。多分自分は最後のバイスとスカルラッティを弾いたはず。

あと、87年にS-Twoでカセットだけが発売された、芳志戸師とハーモニカの崎元さんとの吉松作品と山岸作品のテープもCD化し、30年ぶりくらいに聞き直した両者の音色に鳥肌がたった。

2019年7月29日月曜日

夏のクラスコンサート終了

昨日、年に3回やっている生徒さん同士の発表会を無事終了。今回は参加者のご友人で、ギターを始めようか迷っている人が見学にきて、レッスンの回数などの質問を受けた。初めてくれると嬉しいのだが、どうなることやら。

主な曲は、
舟唄/コスト
ベニスの謝肉祭による変奏曲/メルツ
漸進的練習曲より/カルカッシ
グリーンスリーブス/芳志戸編
タンゴNo.3/フェレール
ワルツ・アンダンティーノ/カーノ
エアとロンド/パーセル(芳志戸編)
ファンタジア/ヴァイス
べサメムーチョ/ベラスケス
カヴァティーナ/マイヤーズ
紫陽花/リサフォン
ブエノスアイレスの夏/ピアソラ

自分は生徒さんとの二重奏を3曲と、ソロで涙のパヴァーヌ/ダウランドを。以前ダウランドをやった時は、リュートの音程に合わせて3カポで弾いていたけど、今回番外弦のチューニングを工夫するとカポを付けない方が低音が開放弦で弾きやすくなることに気付き、カポなしで弾きました。ダウランドの他の曲も、色々試してみようかと思ってます。

2019年7月19日金曜日

1週間で戻ってきた

DATデッキを12日に修理に出し、今日戻ってきた。
出す時にダンボールをどうしようと思案して色々調べてみると、ちゃんとヤマトにプリンターや精密機器用の専用のダンボールがあり、1242円かかるけど箱を持って集配に来てくれるのでかえって安心。修理業者はカセットやDAT専門に修理&中古販売をしている北海道の業者で、修理の様子をブログで報告している。

撮りためていたテープを時々聞くのと、超久々にFM放送をエアチェックしてみようと思う。

2019年7月15日月曜日

久々のDAT

以前は生録音や放送の録音によく使っていたDAT(Digital Audio Tape)、ここ10数年全く使わずにいた。

パソコンを使っての録音や、編集の手間を考えると生録音も業者に任せるようになってきた。デッキ自体の調子も怪しかった(テープのトレイがボタンを押しても自動で出てこずに、手で開く始末)ので、アンプを買い替えてコンセントを抜いていたことに気づいた。
生録用の可搬型のデッキに至っては、押入れの奥にしまっていた。これも最初イジェクトできなかったけど、色々いじっていたらできるようになった。

本当に久々に使ってみると、音の良さを改めて感じ、録りためていたFMをいくつか聞き直した。インデックスをまめに作っていて、録音の日付を記したものもいくつかあるが、そのほとんどが1996〜2005年くらいまでで、もう10年以上ほとんど使わずにいたことになる。トレイの蓋を手で少し押して何度か使えたが、悲しいかなとうとう開きっぱなしになってしまい、廃棄しようか少し迷ったけど修理することに。

戻ってきたら、少しでも長くまた使いたいので、トレイの修理以外にもヘッドなども点検・交換してもらうことにした。



超絶技巧のギタリストを聞いて

昨日は3回目の1時間コンサートで、超絶技巧の若手女性ギタリストを聞いてきた。約半分は初めて聞く曲で、どれもかなりの難曲であろうが、軽々弾いていた。
技巧的な曲を続けざまに聞くと、音楽を聞いているというより芸を見ているだけの気分になり、音がなかなかこちらの気持ちに入ってこない。テクニックはものすごい人だと感心はしたけど、次回もう一度聞きに行こうとは思えないで帰ってきた。

2019年7月1日月曜日

アンプ買い換え

約2ヶ月、だましだまし使っていたプリンメインアンプ(DENON2000Ⅳ)がとうとうダメになり、同じDENONの2500NEに買い換えた。
調子が悪い間でも、時々ごく普通に両チャンネルから鳴ったり、FMは片チャンネルだけで聞いたりもしていた。先日、パソコンの再起動ではないが、一度コンセント抜いてみたら改善するのではと思い試してみた。驚いたことに15分ほどは普通に両チャンネルから音が出ていたが、その後具合が悪くなってから最も大きな雑音がして、すぐに電源オフにして買い換える決断を。

調子が悪くなってから買い換えるとしたら、DENONかMARANTZにするか、スピーカーの接続をバイワイヤリングにするか、DAC内蔵がいいかなどなど色々悩んで、値段ももちろん悩んで、何度も何度も価格.comをのぞいた。2000Ⅳとほぼ同等の性能だと値段もかなり張り、パソコンのように時代とともに性能が向上しても値段は下がるのとは違うよう。

ポイントのつく量販店は結構高くつくし、どうしようかと思ってた時に、価格.comには載っていないが2000Ⅳを買ったオーディオユニオンで値段を調べたら、価格.comの最安店より安く売られていて、すぐ注文。

ちょっとグレードアップしたアンプ、かなりいいかな!と思います。CDなどはoptical入力できるし、オーディオサーバーも直にUSBで入力。分解能が上がり、小音量でもくっきり聞こえるのが嬉しいです。

サーバーに入れた芳志戸師のリュートの3番のプレリュードが流れている時に子供が突然「いい音だね」と言ったのには、今までも何度か聞いているはずなので驚きました。



2019年6月24日月曜日

1時間コンサート

昨日は、西国分寺駅すぐ近くのホールで定期的に行われている、夜のひとときコンサート”井上仁一郎クラシックギターコンサート”に行ってきました。19:30開演で20:30終演という1時間のコンサート。家を19時に出て、21時には帰ってこられました。
日芸出身のギタリストで、CDも既に3枚発表しています。

インスピレーション/ジプーシー・キングス、ビストロ・フェーダ/ステファン・レンベル、月の光/ドビュッシー、カンシオン、スペイン舞曲第1番/ファリャ、スペイン/チック・コリア、水とワイン/ジスモンチ、鐘の響き/ペルナンブーコ、ティコ・ティコ/アブレウ、リベルタンゴ/ピアソラ
という、ジャス、ポップスなど織り交ぜたプログラム。
ファリャのスペイン舞曲やピアソラのリベルタンゴをギター1本でやるのだから、相当大変で厳しいかなという部分もあったけど、かなりのテクニシャンのようで弾きこなしていた。ラテンや南米ものをポップス&ジャズっぽく弾くのが得意な人のようで、音色に磨きがかかればさらに素晴らしくなると思いながら聞いてました。

アウラという御茶ノ水のギター専門店のサイトに、若手演奏家がいろんな製作家のギターを弾いている映像があり、その中に井上さんのものが最近アップされてました。

2019年6月19日水曜日

ギターリフト

ギター支持具の中では最も新しい製品だと思われる、ギターリフトを購入。サイズは4種類出ていて、ハーフサイズ(24.6×27.8)を。



現代ギター社の楽譜と並べて
白い紙はA4用紙

普段楽譜をケースの中ではなく、カバンに入れている人はそんなに大きく感じないと思う。まだ慣れてないが、かなり使えそうな気がします。


2019年6月17日月曜日

鎌田義人 佳子二重奏コンサート

昨日は、埼玉県桶川市のさいたま文学館での「鎌田義人 佳子 ギター二重奏コンサート」を聴いてきた。同じ芳志戸門下の仲間も数人かけつけ、演奏&打ち上げがとても楽しい1日となりました。
プログラムは
対話風二重奏曲/カルリ、二つのギター/ロシア民謡、不良少年・ヒロシマという名の少年/武満徹、カノン/パッヘルベル、グリーンスリーブス/フリーバース編、ランクラージュマン/ソル、アランブラの思い出/サグレラス編、優しき玩具より(朝の歌、L嬢の肖像、ベルベットワルツ)/吉松隆

第2回、3回と続けてくれることを期待し、楽しみにしてます。

プルグラムの後半で、アランブラにサグレラス編の二重奏版があることを初めて知り、早速いろいろ検索してみた。

1st.はターレガの書いたまま弾くようで、2nd.の前半の短調部分とコーダはトレモロを、中間の長調の部分は和音で彩られている。
今は北海道で活躍している、芳志戸門下だった佐藤洋美氏がお兄さんとの二重奏をしているのを見つけた。

ターレガ自身トレモロ奏法はマンドリンをイメージして曲を書いたと言われていて、ギターが伴奏だけするとこんな感じになるのかな。

ジョンとフラメンコのパコ・ペーニャの映像も。

ソロはやはりイエペスか!


2019年6月14日金曜日

ティボー・ガルシアを聴く

今日、銀座の王子ホールでティボー・ガルシアというフランス生まれ、1994年生まれの若いギタリストを聴いてきた。日本ではまだあまり知られていないけど、すごいテクニシャンで、今後かなり活躍が予想される出来だった。
プログラムは
大聖堂/バリオス
インヴェンションとパッサカリア/タンスマン
「主よ、人の望みの喜びよ」、シャコンヌ/バッハ
アストゥリアス/アルベニス
アランブラ/タレガ
2つのカタロニア民謡/リョベート編
ブエノスアイレスの四季/ピアソラ(アサド)

コンサート冒頭でいきなり大聖堂とは驚きだけど、3楽章の快速テンポは驚愕に近い。シャコンヌはすごいけど???。アストゥリアスは、ティボーのパリ国立高等音楽院の師匠のオリヴィエ・シャサンの編曲でコプラの部分が面白かった。ピアソラが今晩の中では最も聞き応えがあった。

まだ20代半ばのギタリスト、どんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみにしたい。

演奏会をNHKが録音していて、いつかベストオブクラシックで放送されるよう。また、11月公開の映画「マチネの終わりに」に、ギタリスト役で登場するよう。
ロビーにお花が

2019年5月31日金曜日

1時間のコンサート

今日は西国分寺の駅前にあるホールで、19:30開演20:30終演という1時間の”ひとときコンサート”に出かけた。最寄りの西立川駅から立川で乗り換えなしの直通なら会場入り口まで15分というとても近いところのコンサートで、休憩なしの1時間のコンサート。ギターの場合このくらいの時間が、本当はちょうど良いような気がする。
国分寺の若いギター&ウクレレ奏者が主催して、年に数回催され、5枚セット券¥6000を買えば、かなりお買い得?なコンサート。今日は原善伸氏が、カルカッシの教則本準拠のCDを春に発売した曲や、親交のあった佐藤弘和作品などを聞かせてくれた。
300席ちょっとのギターにはとてもよいホールで、最後列席でもとてもよく音が届いていた。
6月、7月もあり、聞いたことのない若手の演奏家(井上仁一郎、猪居亜美)の出演を楽しみにしている。

昨日は、立川の映画館で「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。クイーンというロックバンドを知ってはいたが、聞こうと思って聞いたことは一度もなく、映画の中で流れてきて初めてクイーンの曲だったのかと知った曲がいくつもあった。ボーカルのフレディー・マーキュリーの自伝的映画で、なかなか面白く、最後のライブの場面は圧巻だった。

昨日は映画とはいえ大音量のロックで、今日は楽器の中でも音量の小さい部類に入るクラシックギターの会、すごいギャップでした。

2019年5月29日水曜日

オケ版コンポステラ組曲

生徒さんの一人がモンポウのコンポステラ組曲に挑戦し始めて、ちょっと苦戦しているけど1年がかりくらいで6曲を何とかこなそうとしてる。
自分もこの曲が好きで、時々取り出してさらい直しているが、この曲を献呈されたセゴビアのLPを昔は持っていたはずだが、何度かの引越しの際に処分してしまったようで無い。でも現在は、YoutubeやNAXOSなどでいろいろ探すと聞くことができる時代になっている。

Suite Compostelana:Plerudio

↑はプレリュードのみだが、うまく探せば連続で6曲も再生できるかも?


スペインの指揮者で作曲家のアントニオ・ロス=マルバという人が、オーケストラ版に編曲して、自身の指揮とガリシアのオーケストラで録音しているのを見つけた。オーケストレーションの参考になると思うのである。
preludio
Coral
このオケ版、第3曲のCunaはなく5曲の構成。

2019年5月15日水曜日

師の命日

今日5月15日は、芳志戸師の命日。1996年(平成8年)から早いもので23年が経ちました。

今朝からバッハ&カンティガスの録音を3度聴き、本当にその”音”のすごさに感心&打ちのめされてます。1982年(昭和57年)にLPで発売されているので、録音されてから40年近く経っているのだけど、全く精気を失うことなく、最近の人の録音と比べようがない音の説得力!一音一音が研ぎ澄まされていて、各舞曲やそれぞれカンティガスで音色を変化させ使い分けた上でちゃんと組曲として素晴らしい完成度。


最近は師の演奏を知らない人も多くいるし、カンティガスも復刊されたとはいえ弾く人は残念ながら少ない。itunesで聞けるようなので、少しでも宣伝し、自分も機会があれば弾き続けていきたいと思う。

2019年5月6日月曜日

10連休終了

今日で10連休が終わり、明日から外教室でのレッスン再開。月曜日の人は2週連続でのお休みになり、かなり間隔が開いた感じに。その分しっかり練習してきてくれると嬉しいのだが・・・・

4/29 平泉・中尊寺
門前の桜は満開
 薬師堂
 金色堂付近
 能楽殿
 金色堂の元の建物
本堂
 毛越寺
芭蕉句碑
夏草や 兵どもが 夢の跡
 本堂としだれ桜


4/30 松島 瑞巌寺

 円通院

松島島めぐり


 福浦橋

令和元年 5/1 仙台・青葉城
 荒城の月の作詞者 土井晩翠像


5/2 上野、大哺乳類展



日比谷公園内

5/6 奥多摩湖
 小河内ダム展望塔から
奥多摩周遊道路・月夜見第1駐車場から