2017年6月30日金曜日

現ギ7月号

以前は毎号必ず購入していた現代ギター誌だが、どんどんたまってかさばるし、だんだん読まなくなったし、紙媒体の雑誌としては何か特別に興味をひく特集号でなければ買わなくなっていた。
ネットの時代になり、パソコンで購読できるようになってもなんだか購読意欲もわかなくて、ほとんど買わずにいたが、発刊50周年という節目の年で、興味深い記事もあったりしてここ4カ月連続してPDF版を購読している。

7月号には故芳志戸師の姪の(三舩)優子さんが、濱田先生との対談”Jiro's Bar”に登場。8月の白寿ホールでのギターフェスティバルや最近ドラムの人と出したCDの紹介より、師との思い出や今振り返っての思いが多く語られていて、久しぶりにこの欄をしっかり読んだ次第です。対談の中での優子さんの発言に「今聴いても、あのような音を出す人はいないなあと親戚ながら思います」とありました。本当にその通りです!!!


2017年6月15日木曜日

しょうぶ公園へ

梅雨の晴れ間の今日の午前に、青梅市の吹上しょうぶ公園に出かけた。ボランティアの案内人が他の人に説明しているのが聞こえ、「今が満開で、今日は絶好の見ごろですね」と。
花しょうぶには、江戸系・肥後系・伊勢系・野生種・長井系・米国種・雑種、と色々あり、それぞれに付けられた名前もなかなか面白いものだった。
 紬娘(つむぎむすめ)
 出羽万里
 ピンクフロスト(米国種)
愛知の輝き
 雪燈篭
 青岳城
 三筋の糸
 君子国
 水玉星
 加茂千歳
 潮風
 伊勢路の春
 金冠
 乙若丸
 葵の上
 小町娘
 紅公子
 白竜の爪
長井系でもとても珍しい品種だそうだ
 出羽娘
 村祭
 鶴の毛衣
 光源氏

 蝦夷紫
他にも江戸美人・小野小町・吉野大夫などのユニークな名前の品種があった。

公園の一角に咲いていたタチオアイ

2017年6月12日月曜日

似たメロディー

ブラジルの作曲家Dilermand Reis(ディレルマンド・レイス)は、クラシックの作品より、ポピュラー系の作品を多く作った人のようだ。ギターのみならずよく知らせているのは「Se ela perguntar(もしも彼女が尋ねたら)」で、譜面も出版されているし、多くの人が録音もしている佳曲。この曲はもともとはギターソロ作品ではなかった?作曲者自身の伴奏で、Francisco Petronioという歌い手とのオリジナル版?がYoutubeにアップされている。

D.Reisの他の曲で、以前ネットでダウンロードしてあったものを先週引っ張り出して少し弾いてみた。「Eterna Saudade (waltz)」という作品で、ギターオリジナルではなく、編曲がされている。しばらくさらっていると妻が「なにそれ!ショパンのパクリでしょ。」と、あきれた様子で言ってきた。そしてピアノ協奏曲1番第1楽章の旋律をピアノで実際に弾いてに聞かせてくれて、あまりのそっくりさに呆れ返って大笑い。他にもパクリかと思われる作品は多々あるのだろうけど、これもその一つに数えられること間違いなしと思う。

Eterna Saudade
冒頭の旋律は下のショパン(50秒&4分30秒過ぎ)に本当にそっくり

ショパン 協奏曲第1番
冒頭の序奏風部分が終わって50秒あたりから第1主題が
ピアノが加わってからは4分30秒くらいから