2019年6月24日月曜日

1時間コンサート

昨日は、西国分寺駅すぐ近くのホールで定期的に行われている、夜のひとときコンサート”井上仁一郎クラシックギターコンサート”に行ってきました。19:30開演で20:30終演という1時間のコンサート。家を19時に出て、21時には帰ってこられました。
日芸出身のギタリストで、CDも既に3枚発表しています。

インスピレーション/ジプーシー・キングス、ビストロ・フェーダ/ステファン・レンベル、月の光/ドビュッシー、カンシオン、スペイン舞曲第1番/ファリャ、スペイン/チック・コリア、水とワイン/ジスモンチ、鐘の響き/ペルナンブーコ、ティコ・ティコ/アブレウ、リベルタンゴ/ピアソラ
という、ジャス、ポップスなど織り交ぜたプログラム。
ファリャのスペイン舞曲やピアソラのリベルタンゴをギター1本でやるのだから、相当大変で厳しいかなという部分もあったけど、かなりのテクニシャンのようで弾きこなしていた。ラテンや南米ものをポップス&ジャズっぽく弾くのが得意な人のようで、音色に磨きがかかればさらに素晴らしくなると思いながら聞いてました。

アウラという御茶ノ水のギター専門店のサイトに、若手演奏家がいろんな製作家のギターを弾いている映像があり、その中に井上さんのものが最近アップされてました。

2019年6月19日水曜日

ギターリフト

ギター支持具の中では最も新しい製品だと思われる、ギターリフトを購入。サイズは4種類出ていて、ハーフサイズ(24.6×27.8)を。



現代ギター社の楽譜と並べて
白い紙はA4用紙

普段楽譜をケースの中ではなく、カバンに入れている人はそんなに大きく感じないと思う。まだ慣れてないが、かなり使えそうな気がします。


2019年6月17日月曜日

鎌田義人 佳子二重奏コンサート

昨日は、埼玉県桶川市のさいたま文学館での「鎌田義人 佳子 ギター二重奏コンサート」を聴いてきた。同じ芳志戸門下の仲間も数人かけつけ、演奏&打ち上げがとても楽しい1日となりました。
プログラムは
対話風二重奏曲/カルリ、二つのギター/ロシア民謡、不良少年・ヒロシマという名の少年/武満徹、カノン/パッヘルベル、グリーンスリーブス/フリーバース編、ランクラージュマン/ソル、アランブラの思い出/サグレラス編、優しき玩具より(朝の歌、L嬢の肖像、ベルベットワルツ)/吉松隆

第2回、3回と続けてくれることを期待し、楽しみにしてます。

プルグラムの後半で、アランブラにサグレラス編の二重奏版があることを初めて知り、早速いろいろ検索してみた。

1st.はターレガの書いたまま弾くようで、2nd.の前半の短調部分とコーダはトレモロを、中間の長調の部分は和音で彩られている。
今は北海道で活躍している、芳志戸門下だった佐藤洋美氏がお兄さんとの二重奏をしているのを見つけた。

ターレガ自身トレモロ奏法はマンドリンをイメージして曲を書いたと言われていて、ギターが伴奏だけするとこんな感じになるのかな。

ジョンとフラメンコのパコ・ペーニャの映像も。

ソロはやはりイエペスか!


2019年6月14日金曜日

ティボー・ガルシアを聴く

今日、銀座の王子ホールでティボー・ガルシアというフランス生まれ、1994年生まれの若いギタリストを聴いてきた。日本ではまだあまり知られていないけど、すごいテクニシャンで、今後かなり活躍が予想される出来だった。
プログラムは
大聖堂/バリオス
インヴェンションとパッサカリア/タンスマン
「主よ、人の望みの喜びよ」、シャコンヌ/バッハ
アストゥリアス/アルベニス
アランブラ/タレガ
2つのカタロニア民謡/リョベート編
ブエノスアイレスの四季/ピアソラ(アサド)

コンサート冒頭でいきなり大聖堂とは驚きだけど、3楽章の快速テンポは驚愕に近い。シャコンヌはすごいけど???。アストゥリアスは、ティボーのパリ国立高等音楽院の師匠のオリヴィエ・シャサンの編曲でコプラの部分が面白かった。ピアソラが今晩の中では最も聞き応えがあった。

まだ20代半ばのギタリスト、どんな演奏を聴かせてくれるのか楽しみにしたい。

演奏会をNHKが録音していて、いつかベストオブクラシックで放送されるよう。また、11月公開の映画「マチネの終わりに」に、ギタリスト役で登場するよう。
ロビーにお花が