2018年2月26日月曜日

肘近辺を痛めて

厳しい寒さもやっと終わって、少し春めく日が出てきたけど、その分これからは花粉が飛び始めてそれはそれで鬱陶しい日々が始まる。

先月中旬から、右ひじ近辺の腱鞘炎で困っていて、一番ひどい時は右手でギターの竿を持てないくらいだった。ただ、ギターを弾くこと自体は何ら支障はない。この数年通っている市内の鍼灸院で2回治療してもらい、かなり治まってきているけど、まだ強く握ったりはできないし、ちょっとした動作で痛みを感じることがある。
鍼灸院は東京に出てきて、すぐの時に国立でかかった先生にずっと診てもらっていたけど、院が東大和に移転したころから先生の様子があやしくなり、立川市内の近い鍼灸院を探してかかっていた。ただ、今回はひと月たってもなかなか症状が改善しないので、ちょっと心配だったけど長年診てもらってきた先生に治療してもらうことにした。
昭和18年生まれの先生なので、まだ74か75才のはずだが、数年前に受診した時にこちらがどこを痛めて出かけて行ったかを覚えられなくなっていた。この先生はまず全身にあらかじめ鍼を打って、その針を抜いてから患部に鍼を打つという治療順序だけど、前回かかった時に全身に打っただけで治療を終えようとして、慌ててこちらが患部を言うと「そうだっけ?」と。
そんなこともあり、他で治療を受けることになったのだが、今回は治療を始めてもらう前に5回近く「右ひじ近辺」と言ったにもかかわらず聞き返され、なんと患部近辺への針が終わってからまた全身へ鍼を打たれた。そしてこの先生の特徴である”置き鍼”を患部近辺に打ってもらう時にも、「どこが痛いのかな」と聞かれ、置き鍼の後に外れないように絆創膏で止めるために絆創膏を取りに行って戻ってきて「置き鍼する」と聞き、「もうしてもらいました」というとなんとなく納得して鋏を取りにまた治療台を離れてから戻ってきて「どこが痛いんだっけ」「じゃ、置き鍼しておく」というやり取りを繰り返してやっと治療が終わった。かなり腕のいい先生だと信じているし、治療を受けて痛みもかなり軽減しているし、かなり長期間にわたって診てもらってきたけど、もう一度治療を受けようとはさすがに思えない。
手首、肘、肩、腰を痛めないように今まで以上に気を付けねば。

2018年2月16日金曜日

諏訪氏の新譜

イギリスで活躍する諏訪和慶氏の新譜が3月にリリースされる。
ルネサンスのビウエラ音楽からブリンドルやアンヘル・バリオスなどの現代の作品まで幅広い年代の作品を、素晴らしい演奏で聴かせてくれる。

CDジャケットも美しい

アンヘル・バリオス(1882-1964、スペイン)が、ファリャと親交があり、唯一のギター曲のドビュッシー讃歌作曲にアドバイスを与えたなど、ライナーノーツもとても参考になる内容になっている。

是非ともご一聴していただきたいCDです。Amazonで予約でき、諏訪氏のサイトでも注文できるようです。

2018年2月15日木曜日

東山魁夷展へ

今日午前中に、八王子にある東京富士美術館で「東山魁夷展」を観てきました。車で30分弱で着ける、立川から一番近い美術館のようだ。
魁夷の芸大入学前のごく初期の作品から絶筆の作まで約80点をほぼ年代順に展示していて、有名な日本の四季の風景画ばかりでなく、ヨーロッパ留学時の北欧への旅での街角の作品など色々観られてとてもよかった。多くの作品が木々の緑や青を使った色使いだけど、京都の紅葉やヨーロッパの秋の風景を描いた数点と1点だけあった抽象画の色使いは目を瞠った。

展覧会のチラシにも使われていた「森響く」は、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番の第2楽章に触発を得て生まれた作品というような説明が書かれていて、帰ってから23番の協奏曲を探していたら、カール・ベーム指揮ウィーン・フィル、若き日のポリーニの演奏がYoutubeにあって聞き入ってしまった。

11分過ぎに2楽章が始まる

2018年2月13日火曜日

糸巻き故障

日曜日の外教室でのレッスンの最中に、レッスン用に持ち歩いている国産の10弦ギターの糸巻きが壊れた。壊れたといってもギアが上手く噛み合わない状態で、白いパイプの部分が割れて壊れた訳ではないので、ネジを締め直してギアが噛み合えば大丈夫かと思ったら、肝心のそのネジがどういうわけか曲がってしまっていて、とても締まらないことが判明。
家にあるほとんど弾いていないギターの糸巻きのネジを試してみたが上手くいかず、いつも修理などメンテナンスをお願いしている稲葉さんのところまで持っていって、たまたまパーツとしてお持ちだったネジ付ギアの中に合うネジがあり、糸巻き自体の交換にはならずにすんだ。稲葉さんも「どうしてネジが曲がるのか」と怪訝な顔をされていて、「こんなことは初めてだ」とおっしゃっていた。
修理をしてもらっている間に、国産の糸巻きのメーカーは2社ほどで、弦の間隔は35ミリと40(39)ミリの2種類あることなど色々教えていただいた。

もし今回の故障が本番の日に起きたらと思うと、ゾッとする。もっとまめに自分で各部分のチェックをしておかないといけないと、思う次第です。

2018年2月9日金曜日

2画面の楽譜端末

Gvidoという電子楽譜専用端末が、昨秋発売されていた。ほぼA4の2画面で、ディスプレーは電子ペーパー、重さ660g。書き込み用のスタイラスペンが付属していて税別¥180,000、専用フットスイッチ¥30,000とかなり高価。
銀座の山野楽器でデモ展示しているようなので、近いうちに見てこようと思っている。

 Gvido
 山野楽器

iPadでPiasocreというアプリを使っているが、たしかにA4の1画面では譜めくりを考えるとちょっと不便。それ以外はかなり使い勝手はよいと思うのだが、はたしてGvidoはどんな使用感なのか気になるところだ。OSはandroidを採用しているようで、ビュアーアプリはなんだろう?