2016年9月30日金曜日

ハーモニクス

ギターの特殊奏法といってもいいハーモニクス、ナチュラル・ハーモニクスとオクターブ・ハーモニクスの2種類があることはギターをそれなりやっていけばわかると思う。
12,7,5フレットなどで作るナチュラル・ハーモニクスは、かなり初期の段階で曲に出てきたり、デジタルチューナーの無い時代には、チューニングをするには必須のものだった。
それに比べ、オクターブ・ハーモニクスは実際に出てくる曲の少なさと、テクニック的な難しさから中級者でもなかなかできない人が実際には多いようにい思う。
オクターブ・ハーモニクスの練習曲もないというのが現状なので、いきなりカタロニア民謡の「アメリアの遺言」に挑戦したり、最近ではピアソラの「天使のミロンガ」の編曲に効果的使われていて、頑張って練習する人もいるくらいという状況だと思う。
ソルのエチュードで作品60-25がハーモニクスに練習曲の一つだが、イエペス編の「24のエチュード」ではオクターブ・ハーモニクスの練習曲として取り上げられているが、ナチュラル・ハーモニクスで運指がつけられいる版があることに本当につい最近知った。知ったといっても試してないのだが、ハーモニクスのポジションによる音量さはどうするのだろうかと、首をかしげるばかりだ。

オクターブ・ハーモニクスの場合、①弦の7フレットのシの音のオクターブ・ハーモニクスを作るには①弦の19フレットで出す。いわゆる12フレットのハーモニクスだ。ということは①弦の7フレットを押さえ、それから7フレット上の14フレットでオクターブ・ハーモニクスを作ればF#のハーモニクスの音ができ、②弦6フレットを押さえて+7の②13フレットでオクターブ・ハーモニクスを作ると、①弦8フレットを押さえて+12フレットの20フレット(多くの場合フレットがなく山勘)と同じ音がすることをつい先日知った。

①弦7フレットより上のオクターブ・ハーモニクスをフレットを確認してできる場所を早く覚えねばと、思っている次第です。

0 件のコメント:

コメントを投稿