2013年1月28日月曜日

黒の星座の実演

先週から喉が痛くて、声がかすれたり咳が止まらなかったりで散々でした。今日やっと医者に行き、飲み薬と貼り薬を処方されて、少し落ち着いてきました。

26日の土曜日、三善晃作曲「黒の星座」の実演を勝どきの第一生命ホールで聴いてきました。桐朋学園出身者で結成されたクァルテット・エクセルシオの公演で、ゲストギタリストは大萩康司。
前半はクァルテットのみでヴォルフとシューマンを。後半がファンダンゴ付で有名なボッケリーニのギター五重奏曲、三善晃「黒の星座」、グラナドスのスペイン舞曲をギターと弦楽四重奏用に編曲された3曲(ビリャネスカ、アンダルーサ、ホタ)。ギターは残念ながらPA使用、700席ほどのホールなら使わなくてもと思うのだが、・・・・
「黒の星座」は芳志戸師の録音と、以前福田進一氏が実演したのみで今回がギター版(弦楽四重奏ヴァージョンも後から作られた)としては3度目というめったに聞く機会のない作品。生で聴くと冒頭から弦のハーモニーのなんと美しいことか!大萩氏も芳志戸師の音を想定されて作曲されているということを感じさせるソロの時とは違うタッチで弾いていて、素晴らしい大熱演でした。

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