2017年8月19日土曜日

初めて生でポンセの協奏曲を

18日(金)、夜ハクジュホールのギター・フェスタ2017を聞きに出かけた。後半のプログラムが普段めったに聞けないテデスコの幻想曲Op.145とポンセの南の協奏曲で、ピアノ伴奏が三舩優子さん、ギターは福田進一さんでの演奏。
テデスコの幻想曲は、ピアノとギターの二重奏のオリジナル作品。音量差を思うと、超レアな作品だと思う。
ポンセの協奏曲は、オーケストラで聞ける機会はまずないので、現在国内で聞ける最良の組み合わせによる演奏だったと思う。アランフェスや貴紳のオケ部よりかなり複雑になっているようで、ピアノ伴奏もかなりの難曲のようだった。

他には三舩優子さんのソロでピアソラの「ピアノのための組曲Op.2」が。ピアソラがクラシックの作曲家を目指していたことを思わせる作品で、演奏がとても素晴らしかった。ギターの伴奏では相当タッチを控えめにして、ギターの音を消さないように気を使って弾かれていたと思うけど、オリジナルのソロ作品なので本来のタッチを存分に聞かせてくれて、会場からブラボーの声も聞こえた。

なお、前半は荘村さんのソロでピアソラの5つの小品、バリオスの郷愁のショーロ、cobaの委嘱初演曲でした。

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