2014年5月20日火曜日

トーレスでターレガ

今日20日、夕方までレッスンをし、夜は飯田橋のトッパンホールでペペ・ロメロを8年ぶりに聞いた。前回は新宿のオペラシティーの大ホールだったけど、今回はギターにとてもよいトッパンホールで、しかもギターは近代ギターの礎トーレスを使ってのターレガ作品の夕べ。トーレスの響きが、ターレガ作品とどうマッチするのかを期待して出かけた。

トーレスは、現代のギターのような華やかな響きはなかったけど、"いぶし銀"というかちゃんと主張してる響きの曲もあって、充分現役の楽器として通用すると思いました。
ロメロ自身の演奏の出来はというと、大曲はかなり準備してきたような内容だったけど、小品はほとんどの曲でつまずき&弾き直しがありがっかり。小品ほどトーレスの響きが生きるのではと期待して出かけただけに、残念。
でも、準備不足?の曲と手の内に入ってちゃんと浚えている曲とのギャップが大きいという、いかにもスペイン的?なところは面白かった・・・

コンサートとCD、比較は難しいけど、イエペスとホセ・ルイスはCD1枚オール・ターレガで聞き入ってあっという間だけど、今日はかなり長いと感じたコンサートだった。

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