2017年4月10日月曜日

スカルラッティの作品番号

初めて弾いたスカルラッティの編曲作品がどの作品だったかの記憶は定かでないけれど、楽譜にL.(ロンゴ)番号がついていたことは覚えている。550曲近くあるスカルラッティの鍵盤作品の整理番号で、ロンゴという人が付けたということを教わった。

その後、時がたつにつれてL.番号とK.(カークトパトリック)番号が併記されるようになった。しばらくは併記されることが多くなり、最近はカートパトリック番号だけの楽譜やCDが主流になりつつあるようだ。ところが、今朝naxosでP.番号も併記されているCDを見つけた。P.は誰?と思い調べてみると、実はスカルラッティの作品番号には4つあることが分かった。

『スカルラッティの作品を整理する作品番号は4種類ある。 Pestelli 番号(P. と略する)、Longo 番号(L.)、Kirkpatrick 番号(K. または Kk.)、音楽学者で鍵盤楽器奏者のエミリア・ファディーニがつけたFadini番号(F.)であり、現在最も多く使われているのはラルフ・カークパトリックによる Kirkpatrick 番号である。』

現在の主流であるK.はどういう人かウィキペディアで調べてみた。ラルフ・カークパトリック

チェンバロ奏者としてCDも出していて、いくつかはYoutubeで視聴できる。

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