2015年7月12日日曜日

ギター版チェロ組曲を聞く

昨日11日(土)の午後、武蔵小金井のホールで福田進一氏によるバッハ無伴奏チェロ組曲全6曲のギター編の演奏会を聞く。一気に全曲を弾くのは”自虐的”とご本人も述べていたが、聞くのもかなりの体力・忍耐力が要求される。
1番、3番、5番の奇数番は自分もさらったことがあるが、3番はデュアルテ編のイ長調でさらったけれど、福田氏は自身のト長調での編曲で響の違いが興味深かった。今年の前半はいろいろバッハの演奏に接し、「バッハはリュート音楽に強い憧憬があった」という渡邊順生氏の言葉が強く印象に残っている。

夜は上旬の夏のクラスコンサートに、宇都宮から駆けつけてくれる生徒さんへのワンレッスン。「一億の祈り」という”火垂るの墓”実写映画版(YouTubeで中国語字幕付きのものがアップされているけど、アニメ版より見るのがつらくなるような気が…)の主題曲を渡辺香津美氏がトレモロ用に編曲した曲。すでに暗譜ができていてとても良い出来だったけど、曲調に合わせて音色感などを指摘した。

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