魁夷の芸大入学前のごく初期の作品から絶筆の作まで約80点をほぼ年代順に展示していて、有名な日本の四季の風景画ばかりでなく、ヨーロッパ留学時の北欧への旅での街角の作品など色々観られてとてもよかった。多くの作品が木々の緑や青を使った色使いだけど、京都の紅葉やヨーロッパの秋の風景を描いた数点と1点だけあった抽象画の色使いは目を瞠った。
展覧会のチラシにも使われていた「森響く」は、モーツァルトのピアノ協奏曲第23番の第2楽章に触発を得て生まれた作品というような説明が書かれていて、帰ってから23番の協奏曲を探していたら、カール・ベーム指揮ウィーン・フィル、若き日のポリーニの演奏がYoutubeにあって聞き入ってしまった。
11分過ぎに2楽章が始まる
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