2017年11月20日月曜日

羽村でアランフェスを聞く

昨日(19日(日))、青梅線沿線の羽村市のホールで、フレッシュ名曲コンサート「スペインの風~アランフェス協奏曲とカルメン~」を聞いてきた。オケは新日フィル、ギター朴葵姫、歌のソリスト3人。プレコンサートとして羽村市の中学2年生でジュニアギターコンクール受賞の大谷恵理架によるソロ2曲も。
ロッシーニの「セヴィリアの理髪師」序曲に続いての、アランフェス協奏曲。残念ながら850席程度の中ホール程度でもPA使用で、PA使用が普通になっている現状が悲しい気がする。PAシステムの向上で、ほとんど生音に近いように聞こえるけど、やっぱり生音で聞きたいし、サントリーホールの2000人規模の大ホールで去年スペインのギタリストでPAを使わずにちゃんと聞こえる演奏を聞いたので、朴さん以外の若手で活躍している人にも御一考いただけたらと思う次第です。
アランフェスでは、2楽章冒頭のギターのアルペジオ風和音はp指で弾くのがほとんどだけど、朴さんはpppimaで。同じ2楽章最後のハーモニクス、普通はオクターブハーモニクスは指板のない所を勘で出すのだが、ちゃんとフレットのある所で出していた。オクターブハーモニクス、通常は12フレット上で作るのだけど、ナチュラルホーモニクス同様に左指で押さえた所から7フレット、5フレット上でのオクターブハーモニクスを出せばきれいに出るという実演を初めて聞かせてもらった。

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